注意が必要な法律用語

1 推定する・みなす

「推定する」とは、法律上仮に認めるが、反証が出るとその事実に即した取扱をすること。

「みなす」とは、上記の「推定する」とは異なり反証を許しません。一定の法律関係に関することに絶対的に同一なものと扱われる。

 

2 適用・準用

「適用」とは、ある特定の法令の規定をそのままあてはめること。

「準用」とは、ある事項に関する規定を適切な修正を行い適用すること。

 

3 とき・時

「時」とは、時代・時期・時間などの意味があります。
例、若い時、時の人

「とき」とは、「場合」と同じ意味があります。
例、都合の悪いとき、眠いとき

 

4 以上・超える

ある一定の数量を含んでそれより多い場合「以上」を、その数量を含まずにそれより多い場合「超える」を用います。

 

5 以下・未満

ある一定の数量を含んでそれより少ない場合「以下」を、その数量を含まずにそれより少ない場合「未満」を用います。

 

6 直ちに・遅滞なく・速やかに

「直ちに」とは、「すぐに」という意味。

「速やかに」とは、「直ちに」よりは急迫の程度が低い。

「遅滞なく」とは、「直ちに」「速やかに」より即時性が弱い。

 

7 期日・期限・期間

「期日」とは、その行為が行われる日又は法律効果が生じる日。

「期限」とは、法律行為の効力の発生や消滅など将来発生することの確実な事実にかからせる附款のこと。

「期間」とは、ある時点からある時までの時間。

 

8 違法・不当

法律に反すれば「違法」。法律に反していないが、適当でないことを「不当」。

 

9 署名・記名

「署名」とは、当事者本人が自署すること。

「記名」とは、(ゴム印・印刷・タイプ等)で当事者本人の名を記すこと。

 

10 及び・並びに

並列する場合「及び」を使用し、併合される語句に段階がある場合、大きな接続に「並びに」を使用します。

 

11 又は・若しくは

文章の中で、どちらか一方を選択するには「又は」を使用し、選択が二段階になる場合、大きな接続に「並びに」を使用します。